アニメ音楽年代記

サントラ盤を中心としたアニメ音楽の昔話

機動戦士ガンダム

1.交響詩ガンダム

 この『機動戦士ガンダム』という作品、リアルタイムでは見ていません。当時はブラック部活をやっていたので、夕方のアニメを見るというのは不可能でしたから。金曜5時のサンライズのロボットアニメ枠の作品を見始めたのは『最強ロボ ダイオージャ』あたりからですね。*1
 中学時代はずっと部活をやっていたので、夜の7時台にやっている松本零士作品は見れても、夕方のアニメは全然知りませんでしたが、高校に入ってからは体育系の部には入らなかったので、いろいろと見れるようになりましたが。

 高校は奈良県西部*2にある高校に入学したのですが、その頃、なんかよく知らない『機動戦士ガンダム』とかいう作品がブームで、TV放映のフィルムを切り貼りしたような総集編の映画が公開されていました。ガンプラとかいうプラモデルも流行っていて、中学以来の友人が、学校の登下校の途中に模型店に立ち寄ったりしていたので、こんなロボットが出てくる作品なんだなと思ったりしていました。
 そのうち、普段は時代劇ばかりやってるような時間帯に毎日2本ずつ再放送がされ始め、とりあえず『ガンダム』という作品に触れることができました。作品そのものは置いといて、音楽に対して感じたことは「なんか乾いた音楽だなあ」ということでした。
 これは作品そのものにも言えることなのですが、一連の松本零士作品の中に絶えず夢とロマンを感じ続けて来た身にとって、『ガンダム』という作品は潤いの無い、砂漠のような存在に思われたのです。

 そんなわけで、『ガンダム』のサントラはとくに買う気にならなかったのですが、当時といえばレンタルレコード店が広がり始めた時代。通っていた高校の近くにも2、3の店がオープンしたので、とりあえず1枚借りてみたのが『交響詩 機動戦士ガンダム*3でした。
 それ以前のアニメ作品のサントラ盤は、これまでに取り上げて来たように交響組曲とか交響詩と題打ったものが多く、それに慣れ親しんで来た立場からするとこのアルバムこそが『ガンダム』という作品の音楽を集大成しているものに思われたのです。

 現代音楽の世界で「ブルジョワ的虚脱」*4という言葉が有って、20世紀になって音楽からハーモニーも旋律も律動も無くなってしまったと言われているようですが、『ヤマト』を始めとする松本零士作品の音楽に対して『ガンダム』の音楽に感じたのは、それに近かったように思います。戦闘シーンやメカ描写に使われる音楽は確かに格好良いのですが、それ以外のキャラクター描写等のシーンに使われる音楽はけっして心地好い音楽ではありませんでした。
 交響詩という形でアレンジされた『ガンダム』の音楽なら、その辺を巧く調整できているのではないかと一抹の期待もあったのですが……

  A1.眠りより
   2.珠玉の人
   3.大地を発って
   4.遭遇の宇宙
   5.ララア・ときめき

  B1.疾風のように
   2.女たちよ
   3.戦場空域
   4.ソーラ・パワー
   5.黎明

 サントラ盤はあまり聴いていないし、作品自身も長く見ていないので詳しいことは書けませんが……とりあえずTVシリーズや、これより後に作られた劇場版のサントラと聴き比べながら見ていきましょう。*5

 A1は長い静寂の中からティンパニーの音がフェードインしてくるところから始まり、次に「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって半世紀……」というナレーションのバックに流れる音楽のモチーフが展開されます。
 TVシリーズのサントラでは「長い眠り」の前半、劇場版のサントラでは「宇宙世紀0079」に相当する曲。これを聴けば一年戦争の世界が思い浮かんできます。中間部分で「戦いへの恐怖」の後半(劇場版では「ホワイトベース」の後半)の颯爽としたBGMのモチーフが穏やかに展開されているのが、割と自然に聴けてくるのが不思議。

 A2はよくわからないけど、戦場に向かうアムロの心情や決意を表わすのに使われた曲のモチーフを使っているように感じますけど、違ったかな。
 TVシリーズのサントラでは「平和への祈り」、劇場版のサントラでは「少年よ」に相当する曲ですが、前半部分が結構メロディアスな展開で、後半部分のモチーフの盛り上がりも良いですね。

 A3はガンダムが大地に立つ、という光景が想像できる音楽です。ただ格好良いだけの過去のロボットアニメの音楽に比べるとガンダムの存在感、重量感が現われていて好きなモチーフですが。
 サスペンス風の導入部が長々と続いて、やっと本題の曲に入るというあたりが焦れったいのは確かです。TVシリーズの「悲愴、そして決然と」でも同様の導入部ですが、こんなに長くはありません。劇場版の「悲しみを乗り越えて」の前半部はもうちょっと整理された感じになっていますが、こっちはメインの部分が途中でぶった切られるような編曲になっているのが釈然としない気分になります。

 A4はいよいよ戦場に出撃というイメージですが、ここでもガンダムというメカの重量感を巧く表現したモチーフが使われていますね。TVシリーズの「戦いへの恐怖」前半や、劇場版の「ホワイトベース」冒頭に使われているモチーフを大きく展開した曲ですが、逆に元のBGMの短さが意外に感じてしまいます。
 中間部分のバイオリンソロに近い音楽の意図がよくわからないのですが……『ガンダム』の音楽で何が一番気になるかと言うと、しばしば弦の不協和音が耳につくことですね。探せばきれいなストリングの音楽も多いことは確かですが、どちらかというとブラスの方が圧倒的に耳につきやすいので、弦の音と言うと頻繁に多用されているソロの音楽の方が目立ってしまうのですが……

 A5は挿入歌「きらめきのララァ」のオーケストレーション曲ですが、本編で耳慣れている音楽では無いので、何か違和感がありますね。おまけにメロディー自体を変えてる部分も。前奏と後奏で鉄琴の音が入る以外はストリングス主体で、まったくブラスが入らないのがこのアルバムでは珍しい曲です。

 B1は戦闘シーンの音楽。どちらかというと連邦軍側が快進撃している場面の音楽のようですが。TVシリーズの「戦場を疾風のように」の冒頭部分をイントロのように使って、メインの曲は「長い眠り」の後半、劇場版では「赤い彗星」の後半の曲です。
 この『交響詩』とTVシリーズ、劇場版それぞれのサントラを聴き比べてみると、相当に音の感覚が違います。TVシリーズはオーソドックスにドラムスを基本リズムに持ってきているのですが、『交響詩』ではそれをスネア系のパーカッションじゃなく、ティンパニーに置き換えてる感じです。そうすることで音に幅が出てるのは確かだけど、逆にリズムのキレが物足りない。これが劇場版になるとエレキベースが前面に出てきて、TVシリーズとも『交響詩』とも全く違った印象になってきます。

 B2は戦闘の合間の安らぎの音楽かな、という音楽ですが、よくわかりません。TVシリーズの「アムロの旅立ち」とか劇場版の「ぬくもり」あたりの曲をモチーフに使ってるのかと思っても、微妙に違ってるようだし。

 B3も戦闘の音楽ですが、より本格的にモチーフが展開されていますね。息詰まるスリリングな展開、単にガンダムの活躍と言うだけでなく相手有っての戦いというところが表現されているようです。
 連邦軍というかガンダム側の颯爽とした音楽がTVシリーズの「戦いへの恐怖」後半、劇場版の「ホワイトベース」後半の曲。それに対してジオン軍というかシャア側のスリリングな音楽がTVシリーズの「颯爽たるシャア」前半、劇場版の「悲しみを乗り越えて」後半の曲。この2つの曲を交互に展開させ、最後にガンダムの勝利で締めくくっています。

 B4は耳で聞く限りでは、圧倒的戦力を持って迫り来るジオン軍の脅威! という感じなんですが、実際にはどうだったんでしょう。あまり耳に馴染みのないモチーフなので……*6
 TVシリーズの「窮地に立つガンダム」や劇場版の「灼熱」に当たる曲ですが、なんかこのアルバムで一番オーケストラが生き生きしてるような感じを受けます。ああ、そうか。この曲は『スター・ウォーズ』で言えば「ダース・ベイダーのマーチ」*7に当たる曲なんでしょうね。

 B5は何でしょう? このアルバムのオリジナル曲か何かでしょうかね。TVシリーズの「宇宙」あたりがモチーフかとも思ったけど違うようだし、イメージ的には劇場版『哀・戦士』のラストで使われてた「やすらぎを求めて」に近いものを感じたりしますが……


 『ガンダム』の音楽を担当したのは故・渡辺岳夫*8松山祐士*9ですが、主にブラスの効いた戦闘シーンやメカ描写の音楽が松山氏で、それ以外の人物描写や状況描写の音楽が渡辺氏という感じですね。
 このアルバムを聴いてみると、松山氏の音楽は比較的ストレートにシンフォニック化されているのに、渡辺氏の音楽は素材のメロディを活かしたA2なんかは良いんだけど、どうも現代音楽的な前衛感覚の影響が幅を利かせているようで素直に聴けないんですね。もっとも作曲者からすれば、富野哲学を音楽にすれば*10こうなると言うのかも知れませんが……

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2.『交響詩ガンダム』の評判(2018年の再鑑賞に寄せて)

 そんなわけで、『機動戦士ガンダム』という作品の音楽を『交響詩ガンダム』から始めたわけですが、それは『宇宙戦艦ヤマト』の音楽を『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』から始めたのと同じぐらいの意識だったわけです。
 ところが、この『交響詩ガンダム』というアルバム、当のガンダムファンにはあまり評判が良くなかったようです。曰く「冗長なアレンジが多い」「リズムセクションが破壊されている」「主要曲を網羅していない」等々。

 確かにA1の冒頭部とか聴いてると「このアルバム、大丈夫かよ」と不安に駆られたりしますし、ドラムの音がティンパニーに変わっていて歯切れが悪かったり、そもそも主題歌「翔べ!ガンダム」のメロディなんが欠片も存在しません。
 しかし、改めて聴いて感じたのは、意外と真面目に「交響詩」という音楽を作っているなということです。

 ここでいう「交響詩」とはアニメ音楽のシンフォニック化に際しアルバムに冠されたものではなく、クラシック音楽でいうところの標題音楽としての「交響詩」です。本来は映像が主体の表現を支えることを目的とした劇伴音楽の素材それだけで、作品世界そのものを表現しようとしているのです。
 そこには音楽を説明してくれる映像もセリフも効果音も、歌曲としての歌詞すらありません。オーケストラが奏でる音楽自体がすべてを語る世界なのです。

 アニメ作品で「交響詩」というとまず『交響詩 銀河鉄道999』が思い浮かびますが、あれは単に映画用の劇伴音楽を繋ぎ合わせたものを「交響詩」と称しているだけで、標題音楽としての「交響詩」ではありません。
 アニメ音楽のシンフォニック化というとやはり代表的なのは『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』ですが、あれはあくまで劇伴音楽の素材をできるだけそのままの形で、表題の表現よりも音楽としての心地良さに重点を置いてシンフォニックにアレンジした感じです。確かに劇伴音楽そのものと比べると大胆過ぎるアレンジが施されてる部分がありますが、個々の曲は劇伴音楽としてのその曲以外を表現してはいません。

 じゃ、アニメ音楽のモチーフを使った「標題音楽」に比較対象はないのかというと、格好の作品があります。『宇宙戦艦ヤマト完結編』の後に羽田健太郎氏によって作られた『交響曲 宇宙戦艦ヤマト*11ですね。
 これは全4楽章構成で演奏時間が1時間にも及ぶ本格的な交響曲なのですが、各楽章にタイトルが付けられているという「標題音楽」の側面も持っています。ここでは劇伴音楽の素材は各楽章の音楽形式を構成する上でのモチーフでしかなく、各楽章の標題は楽章全体の音楽構成によって表現されているのです。
 まあ、『交響曲 宇宙戦艦ヤマト』はヤマト10周年記念という手間暇・金が掛かった一大プロジェクトとして作られているので、一介のラインナップアルバムに過ぎないこの『交響詩ガンダム』がそこまで本格的な標題音楽を目指していたとは思えませんが、ある程度は志向していたのは確かでしょう。それが故に、素材としての劇伴音楽そのものだけを目的として聴いてしまうと違和感が出て来るのです。
 もっとも、多くのファンが聴きたかったのは「交響組曲」的なポピュラーっぽいシンフォニックアレンジだったんでしょうけど。

 ガンダムの音楽も後の作品になると普段からオーケストラでシンフォニックな曲を作ってる作曲家が次々に起用されてくるので、こういう正面から「標題音楽」を意識したりすることなく、劇伴音楽をストレートに「交響組曲」なり「交響詩」にアレンジしたアルバムが出てくることになりますが、そういうアルバムとこの『交響詩ガンダム』のどっちが良いかというと、それは個人の好みでしかないでしょう。

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3.あとがき

 初出の連載時は本当に『交響詩ガンダム』しか聴いてない状態で書いてたのですが、さすがにそれはどうかという気がするので、今回は若干ながらサントラ盤の原曲に触れてみました。
 当時はこの『交響詩ガンダム』について、ガンダム音楽の集大成か否かってコメントのやり取りがあったのですが、当初はそのへんをまとめて新規の項目を作ろうかとも思ったのですが、最終的には現時点から聴きなおして、『交響詩ガンダム』というアルバムから受ける印象を元に、その意味合いを記事にしてみました。
 とはいえ、やっぱり『ガンダム』の音楽は自分にとってアウェイ感が半端ないなぁというのが正直な感想ですね。

 記事中で少し触れた『交響曲 宇宙戦艦ヤマト』ですが、元の連載中では扱っていないので、今回も扱うかどうかは未定です。そのかわりに以前に羽田健太郎氏の追悼として書いたものがありますので、よろしければ参照してください。

  羽田健太郎『交響曲 宇宙戦艦ヤマト』: 音盤皇女の劇伴日記
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(記事初出 ニフティサーブ・アニメフォーラムマガジン館 95.01.15)

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ガンダム』ぐらい現行商品だろうと思ってたら、ガンプラと違って音楽関係は厳しそうですね。
交響詩 ガンダム
交響詩 ガンダム

最初の『ガンダム』の音楽をTVシリーズから劇場版まですべて収めたCD-BOX。『交響詩』も入っていますが少し古い商品なので入手の程は……
機動戦士ガンダム CD-BOX
機動戦士ガンダム CD-BOX

とか思ってたら、キングの直販サイト限定でハイレゾ音源やUHQCDの高音質盤で出ているようですね。まだ『交響詩ガンダム』だけで、サントラ盤までは行ってないようですが。

『UHQCD 交響詩「ガンダム」SYMPHONIC POEM GUNDAM』

まだ高音質化されてないサントラ盤。とりあえずアナログ時代のサントラ盤には未収録の曲も入っているTVシリーズの『総音楽集』。
TV版 機動戦士ガンダム 総音楽集
TV版 機動戦士ガンダム 総音楽集

こちらは劇場版の『総音楽集』。
機動戦士ガンダム 劇場版総音楽集
機動戦士ガンダム 劇場版総音楽集

*1:朝日放送での放送時間枠。当時はサンライズのロボットアニメと、東映戦隊シリーズの特撮番組が続けて放送されてました。部活も試験期間になると休みになるのですが、そういう時に放送されてたのが「再会母よ」とか「ククルス・ドアンの島」とかいう回ばかりなので、『ガンダム』に興味を持てという方が無理です。

*2:日本映画の斜陽時代で地方の映画館がどんどん消滅してた時期、かろうじて一般の劇場がある街だったかな。高校時代はこの街でいくらかアニメの映画を見ることができましたが、その後のレンタルビデオの隆盛で経営が思わしくなくなったのか、シネコンにシフトすることなく消滅したみたいです。

*3:交響詩 機動戦士ガンダム』(K25G-7001 80.09.05 ¥2,500)
現在手元にあるのは後に廉価版CDとして出たものです。(KICA-2005 91.03.05 ¥2,000)

*4:これは『ゴジラ伝説』の解説書の中で伊福部昭氏が寄せた言葉の中に用いられている語句なのですが、別に『ガンダム』の音楽が「ブルジョワ的虚脱」というわけではなく、『ヤマト』なんかの音楽が19世紀のロマン派の音楽にたとえるなら、『ガンダム』の音楽は20世紀の現代音楽に近い作りに感じられるという比喩として使っただけです。

*5:TVシリーズ
機動戦士ガンダム オリジナル・サウンドトラック』(KICA-2001 91.03.05 ¥1,942)
機動戦士ガンダム 戦場で』(KICA-2002 91.03.05 ¥1,942)
劇場版
『MOBILE SUIT GUNDAM・1』(KICA-2006 91.03.05 ¥1,942)
『MOBILE SUIT GUNDAM・2』(KICA-2007 91.03.05 ¥1,942)
機動戦士ガンダムⅡ 哀 戦士』(KICA-2010 91.03.05 ¥1,942)
機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙』(KICA-2013 91.03.05 ¥1,942)
とりあえず用意したのは以上の6枚。近年出てる『総音楽集』とかまでは買ってません。

*6:一時期、ジオン軍MSメインのガンプラCMに盛んに使われていたので、そっちの方で耳に馴染んでしまった感があります。

*7:エピソード5『帝国の逆襲』のタイトルマーチ。

*8:アニメのみならず、TV番組の音楽を広く手掛けられていたようです。氏自身メロディ作家として意識されておられたようで、劇伴よりも主題歌作品がよく知られていますね。『巨人の星』『アルプスの少女ハイジ』や『キャンディキャンディ』はじめ、アニメソング作家としては第1人者と言って過言は無いでしょう。
関西テレビが氏の追悼番組としてそれらのテーマソングを集めた番組を放映したことがありましたが、改めてその偉業に触れることができました。

*9:渡辺岳夫氏の弟子にあたり、数多くの渡辺岳夫氏の曲の編曲を担当した他、サンライズのロボットアニメなどで共同で劇伴を作曲してます。残念ながら先年、自宅の火災で亡くなられました。

*10:1983年に発行された『STARCHILD HANDBOOK』には「アニメ音楽対談」と題して渡辺岳夫氏とすぎやまこういち氏がこの辺りのことを語っている記事が載っていて興味深いのですが、こんな販促用のブックレットをいまだに手元に残しているような人はいないでしょうね。

*11:交響曲 宇宙戦艦ヤマト』(CF-7002 84.09.21 ¥2,800)
CD化の遅かったヤマト関連のアルバムの中では『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』『さらば宇宙戦艦ヤマト 音楽集』、徳間の『宇宙戦艦ヤマト Best Collection』とともに80年代にCD化されていた稀有な存在。後に再発売もされ、『復活篇』の際の再演奏盤もありますが、現在はYAMATO SOUND ALMANACで出てる初演盤(COCX-37409 COCX-37409 ¥2,500)が入手しやすいでしょう。